こんなソフトに気をつけろ!!



 基本的にパソコンのソフトというのは糞高いです。
ちょっとしたツールでも数千円から数万円します。
だからなのか昔から違法コピーソフトが流行ってきました。
これに手を出すのは犯罪ではあるのですが「犯罪である事」以上にリスクがあります。
それはウィルスやスパイウェア、マルウェアなどです。

 これらは日々進化しているので物によってはセキュリティソフトでは検知できない物もあります。
まぁウィルス感染の殆どは怪しい.exeを疑いもせずクリックしたり英語の規約文を碌に読みもしない人
だったりするのですが……まぁこれらは違法ソフトに手を出さなければ安全じゃないか、と思われますが
そうでもありません。

 最近はフリーソフトでも要らない物が勝手についてきたりします。
スパイウェアは基本的にアンチウィルスソフトでは検出も修復も出来ません。
何故ならウィルスではないからです(というかウィルスより悪質です)。
スパイウェア検出ソフトを利用して自分で削除しなければなりません。

 良く世間に知られている企業のソフトだから大丈夫とかそんな事は一切ありません。
スパイウェア、マルウェアは企業が儲ける為に企業が作っている訳で。

 フリーの物でいいので3日に1回位はスキャンする事をおすすめします。
そしてこのページではスパイウェア、マルウェアなどで自分が体験した物や
感染してはないけど悪質だと思った物を紹介していきます。

 サーチ系が多いのはPC利用者の検索ワードを収集してどんな物に需要があるのか調べたり
Cookieと密接に関わる事で各種ログインアカウントデータを盗める(事もある)からでしょう。

Babylon

サーチ、翻訳サービス
(ブラウザハイジャッカー)

 

ブラウザハイジャッカーとは、ブラウザの設定を
勝手に変更して何度直しても元に戻らず本体を
削除しようとしても簡単にはできない、
まさにブラウザを乗っ取るソフトの事です。
このBabylonは相当しつこく、いくら削除して
レジストリの掃除をしても悠々と居座ります。
筆者はこいつに引っかかって完全削除までに相当
苦労したのでこの文字列を見るだけで吐き気がします。

もし感染したらこちらを参考にどうぞ

Jword

サーチ

昔から警戒していて筆者は引っかかった事が無いので
詳しい挙動は分かりません。
こちらで詳しく説明されています。

WinAntiVirusPro
WinAntiSpyware
WinFixer
ErrorSafe
SpyAxe

 

アンチウィルス
セキュリティソフト

 

アンチウィルスソフトやセキュリティ強化ソフトだと
謳ってポップアップ等で感染している等の不安を煽り
インストール、購入させようとするソフト。
しかも実際には脅威の検出等は行われていないので
性質が悪い所ではなく完全に詐欺、脅迫の類です。

claro

サーチエンジン
(ブラウザハイジャッカー)

先述したBabylonの後継と言われているソフトです。
あのうっとおしかったBabylonが更にパワーアップして
帰ってきました、全然嬉しくありません。
ブラウザハイジャック機能がさらに強化され、
ブラウザごとアンインストールしても消えません。
IEはもちろん、GoogleChromeやFireFoxにも脅威です。
何せこの3つのブラウザは
同時に感染します

 ↓以下の様なバナーを決して信用しないこと。

 

 


←これらのバナーは閲覧者の不安を煽り商品を買わせようとしむけている
悪質な企業のソフトです。見かけても絶対にクリックしないで下さい。

 これらはウィルスではないですがPCを起動している間、
ずっと購入を促す広告を表示し続けたり酷い時には
「脅威を発見しました」
「未更新のドライバがある事によりシステムが不安定になっています」
「クレジットカードの番号を入力して購入頂ければすぐに駆除出来ます」
などとある種の脅迫までしてきます。

そして、普通に「プログラムの追加と削除」では削除しきれません。
専用の駆除ツールやレジストリエディタを使わなければいけません。
システムの重要なファイルが書き換えられている場合、バイナリエディタ
などで適切な数値に書き直さなければなりません。

大変難しく、時間がかかる作業なので完全に削除するには初心者の方は
殆どの場合OSの再インストールを余儀なくされます。


 なるべくこいつらに出会わないためのコツ。
以下を守るだけで煩わしいスパイウェアに出会う回数は激減します。

  1. 海外サイトに行かない

  2. P2P、ファイル共有ソフトを使用しない

  3. 有料ソフトであろうとソフトをインストールする時は規約をしっかり読む

  4. 良く読んで無駄な項目にチェックを入れない

  5. インターネットオプション、ファイアウォールの設定をキッチリやる

  6. アドオンやActiveXを勝手にインストールしないようにする

  7. 拡張子が.exeや.batなどの実行ファイルやバッチファイル等は注意する




 さらにもっと突き詰めるならここまでやるのも良いでしょう。
ここまでやれば「ほぼ」大丈夫です、慣れるまでしんどいですが。

  1. メジャーなブラウザを使わない(IE,GoogleChrome,FireFoxなど)、Opera等を使う

  2. メジャーなOSを使わない(Windowsを使わずLinux,MacOS-X,FreeBSD等を使う)



 以下、参考動画

● アクセスするとHDDがフォーマットされるサイト

解説:バックドアでバッチファイルを実行させ、その挙動をごまかす為にブラウザクラッシャーを装う
    WMPやTelnet等が勝手に起動しているのはユーザーを不安がらせるためでしょう、多分FDDもガリガリ音を立てているはず。
    その後、ブラウザクラッシャーの為にCPUとメモリを極限まで使わされたPCは再起動せざるをえなくなる。
    もちろんバッチファイルが実行されているので
再起動後はBATが反映され、自動でHDDのフォーマットが始まる
    当然Windowsは立ち上がらなくなり、
全てのデータは消去される




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